日々の活動報告やお知らせなど・・・

2009年12月18日金曜日

きり絵巡回展 終了しました!


7月から12月にかけて計7ヶ所で開催してきました きり絵巡回展ですが、先日無事に全開催日を終了しました。写真は「雅きり絵会」の忘年会でのものです。会のメンバーには、作品を巡回展に出展してくれ、展示会の準備や当日の受付等、多大なるご協力をしていただきました。本当にありがとうございました。

そして辰己先生。長期間お疲れ様でした。

2009年12月13日日曜日

H21.コミュカレ講座 第9回 12・12


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第9回は、テーマを「障害者と園芸療法」として、NPO法人 日本園芸療法研修会の代表理事である澤田さんを招き、お話をしていただきました。


2009年12月6日日曜日

H21.コミュカレ講座 第8回 12・5


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」も残すところ3週となりました。今回は自立生活センター・日野の事務局長、秋山さんに来ていただき講義をしていただきました。

かながわカミュニティカレッジ

平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」

2009年12月4日金曜日

H21.コミュカレ講座 第7回 11・28


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第7回も無事に終了しました。
今回は2組の講師に来ていただき、それぞれ以下のテーマで講義をしていただきました。
1.施設でのボランティア活動
2.WRAP(ラップ)のある暮らし

1.施設でのボランティア活動
講師:平川さん(株式会社レオパレス21 シルバー事業部関東南エリア長)
発達障害についての話から知的障害者施設でのボランティア受け入れの難しさ、重度の行動障害を持つ施設ほどボランティアが必要であるということ、ボランティアを行うにあたって大切なこと等、お話をしていただきました。

2.WRAP(ラップ)のある暮らし
講師:クラブハウスForUsから増川さん(WRAPファシリテーター)、石橋さん、川野辺さん
WRAP(元気回復行動プラン)について、実際にグループワークでリスト作りをしていきながらお話をしていただきました。
W:Wellness(元気)
R:Recovery(回復)
A:Action(行動)
P:Plan(プラン)



かながわカミュニティカレッジ

平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」

2009年11月28日土曜日

H21.コミュカレ講座 第6回 11・21


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第6回は、会場を横浜市青葉区の社会福祉協議会、福祉活動拠点(ふれあい青葉)に移して、テーマを「地域の障害児の余暇活動の保障と実践 ~あおばおもちゃの広場」の取組みを通じて~」とし、「あおばおもちゃの広場」の見学後、代表の池上さんに講義をしていただきました。

2009年11月20日金曜日

きり絵巡回展 横浜ラポールで開催中です!

いよいよラスト2会場となりました、きり絵巡回展!
現在横浜ラポール(2F・ラポールボックスで開催中です!

横浜ラポールでの開催期間:11月18日(水)~23日(月)


巡回展の日程等
辰己雅章先生(きり絵の先生)ホームページ
「雅きり絵会」
(片マヒの方たちのグループ、今回の展示会に作品を提供してもらっています。)
「書の会」
(失語症の方たちのグループ、読み札を「書」にしていだだきました。)

2009年11月14日土曜日

H21.コミュカレ講座 第5回 11・14


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第5回は、「障害者の情報保障の意義と障害者のパソコンボランティアの役割について」ドリームナビゲーター横浜の副代表である寺田先生に講義をしていただきました。
障害のある方への情報保障についての話からコミュニケーション手段としての情報通信機器の利用、各機器の紹介・説明、ITサポート関連ボランティアの役割等お話していただきました。途中、別フロアにある障害者等ITサロンに移動し、実際に展示されているIT機器をみせてもらいながらの説明も受けました。

医療体育・JASAPEの合同大会に参加してきました

「第30回医療体育研究会、第13回日本アダプテッド体育・スポーツ学会の第11回合同大会」が、東京は代々木にありますオリンピック青少年センターで先週末の11月7日(土)~8日(日)に開催されました。今大会は医療体育研究会の30回記念大会としてドイツよりマーチン・シュタイナー先生をお迎えして、1日目は特別講演「がん患者とスポーツセラピー」、医療体育研究会30回記念講演「ドイツにおけるリハビリテーションスポーツ~スポーツセラピー連盟の活動を通して~」を行いました。毎週土曜日はコミュニティカレッジの講座があるため、残念ながら1日目の特別講演・記念講演ともシュタイナー先生のお話を聴くことはできませんでしたが、2日目は参加してきました。今大会の大会実行委員長は、私と同じ学校(国立リハビリテーションセンター学院)の卒業生だったこともあり、2日目は運営スタッフの一人として参加してきました。
当日の写真やレポート等、興味のある方は医療体育研究会、日本アダプテッド体育・スポーツ学会のホームページを覗いてみてください。また、宮城県を中心に活動されている同じ学校の卒業生が運営しているホームページ(リハビリテーション体育"Reproud")の活動記&雑記のページでも当日の様子が報告されています。

医療体育研究会
http://i-taiiku.blogspot.com/

日本アダプテッド体育・スポーツ学会
http://home.hiroshima-u.ac.jp/asape/indexj.html

リハビリテーション体育"Reproud"の活動記&雑記
http://rs-eye.blogspot.com/2009/11/1178301311-30-13.html

YASUE

2009年11月9日月曜日

H21.コミュカレ講座 第4回 11・7


かながわカミュニティカレッジ

平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第4回は、障害の特性にあわせた活動でした。

かながわカミュニティカレッジ

平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」

2009年10月31日土曜日

H21.コミュカレ講座 第3回 10・31


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第3回は、場所を新横浜にある障害者スポーツ文化センター横浜ラポールに移し、施設の見学、横浜ラポールの事業概要、障害者スポーツ体験等行いました。



2009年10月24日土曜日

H21.コミュカレ講座 第2回 10・24


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」第2回も無事終了しました。

第2回目の内容
①障害者の介助技術
②街に出てバリアフリーチェックをしてみよう

①障害者の介助技術
車いす利用者の介助方法と視覚に障害のある方の介助方法を中心に話をしました。まずは障害を持つ方や家族にとっての車いすの役割、そして車いすの種類等の説明をしてから受講生さんたちに実際に車いすに乗っていただきながら車いすの操作方法や介助方法を説明しました。
その後は視覚に障害のある方への介助方法です。基本的なポイントや白杖の使い方を説明後、教室内で実際にアイマスクをつけて歩いてもらいました。

②街に出てバリアフリーチェック
後半はいよいよ街に出てバリアフリーチェックです。県民センターから横浜駅までの往復を体験してもらいました。普通に歩けば5分ぐらいですが、車いすやアイマスクを装着してでの移動となると、かなり時間がかかります。受講生の皆さんはエレベーターのボタンの高さや床・路面の感覚、点字ブロックの上に置かれた自転車等、ひとつひとつ丁寧にポイントを確認してくれました。

来週は新横浜にある障害者スポーツ文化センター・横浜ラポールでの講義になります。施設の見学・ラポールでの事業説明・車いすバスケやサウンドテーブルテニスの体験等、受講生さんには、次回もたくさん動いてもらうことになります。来週も実際の体験を通して、色々なことを考えていただけたらと思います。

かながわカミュニティカレッジ

平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」

2009年10月23日金曜日

H21.コミュカレ講座 第1回 10・17


かながわカミュニティカレッジ
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」がスタートしました。
昨年度と同じく、場所は横浜駅近くのかながわ県民センターです。12月19日まで毎週土曜日の午前中に開講します。(今年度は10週間です。)

第1回の内容
①「自己紹介、障害問題について考えてみよう」
②「障害分類について ~ボランティアとして必要なこと~ 」

今回の講座には11名の方が受講希望して下さいました。今回も様々な立場の方が講座に参加してくれています。皆さん障害を持つ方への支援に関して、それぞれ意識を持った方ばかりです。初めに自己紹介、今までのボランティア経験についてや、関心のあることなどを発表してもらいましたが、本当に様々な方が、色々な「思い」を持って活動してますね。
初回ということもあり、ちょっと硬さがありましたが、せっかくの機会ですし、回を重ねるごとに交流を深めて、良い情報交換の場所にもしたいと思っています。
次回からは3週間、実技のある講座が続きます。受講生の皆さんが打ち解けるには、ちょうど良かったかもしれません。一緒に身体を動かすことで、硬さがとれてくれたらと思っています。

「かながわカミュニティカレッジ」についてはこちら
平成21年度「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」
についてはこちら

2009年9月30日水曜日

きり絵巡回展 横浜赤レンガ&クロス・パティオ<緑のギャラリー>無事終了しました!


9月15日(火)~20日(日) 横浜赤レンガ倉庫1号館
9月25日(金)~29日(火) グランモール公園クロス・パティオ
にて開催された、きり絵巡回展も無事に終了しました。

赤レンガ倉庫での開催は、横浜開港150周年記念ベイサイド市民協催に参加しての展示会で、横浜市内だけではなく、多くの他県の方にもきり絵を見ていただくことができました。また同時期に赤レンガでは他に5団体も参加しており、ビーズ等アクセサリー、立体アート等の展示・体験、演劇グループのパフォーマンス等、様々な活動を同じフロアで楽しむことができました。
クロス・パティオ(緑のギャラリー)は、横浜ランドマークとクィーンズスクエアの間にあるギャラリーで、アクセスについても会場の雰囲気も赤レンガより良かったものの、やや奥まった場所にあり、ふらっと流れて入って下さる方が赤レンガよりも格段に少なく、ちょっと残念でした。体験スペース等も今までの会場に比べて余裕のあるスペースがあったのですが・・・でも、その分ボランティアの先生たちは、のんびり指導できたようですし、受付の自分たちも時間の空いている時に、先生たちの若かりし時の話(新聞社で働いていた人あり、お茶を初めて真空パックにして販売する事業にかかわっていた人あり、種子島でロケットを打ち上げていた人あり・・・)をきけて、それはそれで充実していました。
また、先月のズーラシアでの展示会に比べると今月の会場にはアートに興味のある方が来場してくれることが多かったです。ちょっと専門的な質問されて、困ってしまったこともあったのですが、逆に来場者さんの趣味の話をきかせてもらえることも少なくなく、会話を楽しみながら、こちらも色々と勉強させてもらえました。
来月10月には展示会はありません。
次回は、11月18日(水)~23日(月・祝)、会場はホームグラウンドの横浜ラポールになります。
今月とはまた違った来場者さんが来て下さると思います。
楽しみです!
YASUE


巡回展の日程等

辰己雅章先生(きり絵の先生)ホームページ

「雅きり絵会」
(片マヒの方たちのグループ、今回の展示会に作品を提供してもらっています。)http://ameblo.jp/miyabi-kirie/

「書の会」
(失語症の方たちのグループ、読み札を「書」にしていだだきました。)http://homepage3.nifty.com/shonokai-yokohama/

2009年8月29日土曜日

きり絵巡回展 ズーラシア編




8月13日から17日までズーラシアのころこロッジで行われました。
ここは皆さんご存知でしたか?

「エコ」をテーマに作られていた建物で、グラスルーフ(緑の草の屋根)や大きな窓から入ってくる風を取り込めるようなつくりになっています。外気より2度くらいは低いと・・・。
あと入り口にはスプリンクラー?噴霧が設置されていて定期的に霧浴びができるようになっています。

でもでも・・・

実際には猛暑で、2度くらいの違いは感じられず、とてもとても汗をかきながらの毎日でした(笑)。
きり絵作家の辰己先生もお忙しいところ連日駆けつけてくださり、お客様に丁寧に説明してくださいました。また、2日目からはラポール職員の機転により、小型扇風機や暑さ対策もすすみ、何とか協力して乗り切ることができました。
まったく新しい場所での展覧会。
はじめはどうなるかと心配していましたが、いろいろな方にもきり絵をみてもらい、障害者問題に触れてもらえることができ非常に意義があったと感じています。

次は9月、赤レンガ2階、みなとみらいの緑のギャラリーです。
ほとんど連日です。
お時間のある方、ぜひ足を運んでくださいね。

TAKIMOTO

巡回展の日程は、横浜ラポール広報誌「ラポラポ」2009年7月号(下記URL)にも掲載されています。


2009年7月22日水曜日

きり絵巡回展いよいよ始まりました!


4月25日の書込みに情報がアップされている、きり絵巡回展、
横濱開港150周年「辰己雅章とみんなのきり絵ワールド」障害を越えてつながる横浜、人と街横浜開港150周年障害者文化事業の一環として、障害のある方たちがきり絵を通してさまざまな人と「集い・つくり・つながる」雅きり絵会の巡回展がいよいよ始まりました。そして、昨日無事に第1回目の会場である横浜そごう9階の市民フロアでの展示期間を終了しました。当日の様子は、きり絵の作品を出展している「雅きり絵会」のブログ<http://ameblo.jp/miyabi-kirie/>にアップされています。会場では、雅きり絵会のメンバーの作品だけでなく、読み札を公募した記念作品「横濱いろはかるた」の原画45点と読み札も展示しています。原画は雅きり絵会の先生である辰己雅章先生<http://www5d.biglobe.ne.jp/~tatsumi/>が作成、読み札は、横浜の失語症のグループ「書の会」<http://homepage3.nifty.com/shonokai-yokohama/>の方々に書いていただいたものが展示されています。また、きり絵体験コーナーもあります。そして、「横濱いろはかるた」や辰己先生の画集や作品を絵葉書にしたもの等の販売も行っています。

※「横濱いろはかるた」の原画の一部が辰己先生のHPにアップされています。興味のある方は、以下のURLからどうぞ!http://www5d.biglobe.ne.jp/~tatsumi/page017.html

次は7月24日・25日の2日間、パシフィコ横浜・展示ホールBで開催されるYOTEC(ヨッテク / ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2009)<http://www.yotec.jp/>に出展です!ぜひ多くの方にご来場していただけたらと思います。

YASUE

2009年7月14日火曜日

NPO法人セイラビリティ江の島ボランティアインストラクター養成講座 7・11

NPO法人セイラビリティ江の島(http://sailability-enoshima.jp/)主催で実施されているボランティアインストラクター養成講座の第3回「身体障害のある人達とのコミュニケーション」に講師を依頼され、平成21年7月11日に江の島いってきました。陸上での講座は夕方からでしたが、午前中から海上での講習もあるとのことで、体験参加させていただきました。せっかくなので、我が社スタッフTAKIMOTOとその愛犬(大吉くん)もアクセスディンギーを体験しました。(写真)ここのところ体育館等施設内での活動が多かったので、久しぶりに自然の中での体験は新鮮でした。こんな気持ち、沢山の人に体験してもらいたいですねぇ!
YASUE

2009年7月12日日曜日

第6回老人保健施設・通所リハ等職員のためのリハビリテーションスポーツセミナー 7・4

療体育研究会(http://i-taiiku.blogspot.com/)主催の「第6回老人保健施設・通所リハ等職員のためのリハビリテーションスポーツセミナー」が平成21年7月4日に北里大学医療衛生学部で開催されました。カシスからは私YASUEが、目的別ワークショップに指導スタッフとして参加しました。当日の簡単な報告は医療体育研究会HP内の下記URLを参照して下さい。http://i-taiiku.blogspot.com/2009/07/6.html

YASUE

2009年5月16日土曜日

ようやく復旧しました

4月末日より今週末まで、事務所引越し作業のためホームページがダウンしていました。ご迷惑をおかけしておりましたが、ようやく復旧しましたので、お知らせします。

また、いつのまにかgoogleで「株式会社カシス」と検索すると一番にヒットするようになっていましたね。(2009年5月16日現在)ありがたいことです。(ちなみにYahooではカスリもしませんが・・・)
ぜひ会社のホームページを宣伝する時にはgoogleでの検索を活用して下さい。

YASUE

2009年4月25日土曜日

きり絵巡回展の情報

更新、遅れました。すいません。
トップページでお知らせしていますが、今度障害者のきり絵巡回展の仕事を手伝うことになりました。
横浜ラポールで行われていた「中途障害者の文化活動の事業」が、「自主グループ」として活動を軌道に乗せ、指導者でもある辰己雅章先生と、その仲間とともに合同で展覧会を開催することになりました。本事業は、横浜ラポール企画文化担当による、開港150周年事業の一環で行われるのですが、カシスとしては、イベント期間のアレンジを行うこととなりました。
以下がスケジュールです。

1.横浜そごう市民ギャラリー 7月19日、20日、21日
2.パシフィコ横浜、YOTECイベント(横浜市リハビリテーション事業団合同イベント) 7月24日、25日
3.ズーラシア動物園 8月13日~(1週間の予定)
4.赤レンガ倉庫、開港150周年市民協催イベント 9月14日~21日
5.緑のギャラリー(みなとみらい)9月26日~30日
6.横浜ラポール 11月18日~24日
7.泉区役所  11月30日~12月3日

少々長い期間となりますが、日ごろ熱心に制作活動を行っている皆さんのいい発表の場となるように、お手伝いしたいと思います。
また、辰己先生はラポールと共同で「横濱いろはかるた」をきり絵で制作しました。読み札も大々的に障害者の方へ公募し、幅広い方のご意見を取り入れたものとなりました。
私自身も購入したいと考えています。

みなさん、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

TAKIMOTO

2009年4月3日金曜日

コミュカレ講座第12回 3・28 全カリキュラム終了!

1月10日(土)から毎週土曜日、12週にわたって開講してきました
かながわコミュニティカレッジ
「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」
いよいよ最終日です!

さて、最終日の内容は・・・

1.グループワーク(ボランティアの質、人材確保、活動の継続について)
2.これまでの復習、質疑応答
3.本講座の感想
以上のような流れでした。

1.グループワーク
ある作業所の例を出し、どうすればボランティアを確保できるのか?ボランティアの質を保ち、どのように継続性のある活動としてゆくか?その他にも、ボランティアはなぜ続かないのか?また、ボランティアとしての意見とボランティアをお願いする立場での意見、そして、活動が活発なグループだからこそ抱えている世代交代についての問題など・・・様々な視点からグループごとに意見交換をしました。
受講生さんには、これからボランティアをはじめたい人、今までに何度かボランティアの経験がある人、継続的にボランティア活動をしている人、施設職員としてボランティアとかかわりのある人、そして、すでに仲間と自主的な組織としてボランティア活動をしている人など・・・様々な立場の方がいるため、意見交換だけでも様々な視点から話をきくことができました。「障害のある方へのボランティア」と言っても、「障害」そして「ボランティア」という言葉の捉え方だけでも立場により様々で、時間内に話し合ったことをまとめるにいたらないグループもありましたが、どの受講生さんもそれぞれの立場での新たな視点に気づき、有意義な時間を持てたと思います。

2.これまでの復習、質疑応答
3.本講座の感想
受講生さんからの質問や感想には、逆にこちらが勉強させてもらいました。障害の種別やボランティアとしての支援方法について特に限定しない講義内容でしたので、様々な講義内容を提供できたとは思っていましたが、どうしてもあまり話のできなかった障害の種別(特に精神に障害のある方について)があったり、また、当初はボランティア入門講座という意識がこちらにあったため、組織作りや運営、継続性のある活動へどのようにつなげていくか・・・など、また機会があれば、ぜひ受講したいというご意見をいただきました。
基本的に「受講してよかった」と言って下さった方ばかりでしたので、こちらとしては「やって良かった」と嬉しく思い、また、次の機会にはさらに良いものを提供できるように努力していかなくてはと、あらためて身を引き締めました。

受講生の皆さん、12週にもわたる長い期間、本当にお疲れ様でした。
また、ご協力していただいた講師・ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで無事に全ての日程を終了することができました。
ありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。
カシス・スタッフ一同

(以下に、本講座についての情報がアップされているサイトを紹介します。)

「かながわコミュニティカレッジ」について

かながわコミュニティカレッジ
「障害者の豊かな地域生活のためのボランティア講座」について

上記サイトにて紹介している講義日程・カリキュラムは一部変更されています。 変更後の最終的なカリキュラム内容については、下記URLのPDFファイルを参照して下さい。
<http://cacisnet.dnsalias.com/doc/schedule090307.pdf>

2009年3月27日金曜日

コミュカレ講座第11回 3・21


今回は場所を移し、横浜市青葉区で実施されている「あおば おもちゃの広場」<http://www.aosha.jp/kosodate/toy.htm>の活動場所での講座でした。
あおばおもちゃの図書館は、横浜ラポールの出張図書館として立ち上げ、本年で8年立ちました。
立ち上げ者は今回の講演者でもある、池上信江さんです。ダウン症のお子さんをお持ちの池上さんが、青葉に越してこられてから、地元に通える場所がなかったことがきっかけで、こちらで活動を立ちあげ、今日に至っていました。
今回はその池上さんのご経験を語ってもらいながら、かつ現在まで継続しているおもちゃ図書館の運営を学ぶことをめざしました。あわせて、直接通っている子どもたちとも遊べるということもあり、参加者のみなさんも楽しみにされておりました。


あおばの活動は現在、金・土・日を中心に青葉区社会福祉協議会の協力を得て、
場所を借りて行われています。しかし場所は常設ではないため、活動開始前1時間には集まって、毎回会場作りを行っています。きれいに整頓され使いやすいように配置されていますが、毎回これはボランティアにより準備がなされます。あおばは全員がボランティアであり、それぞれが役割、責任をもって行われています。「ちょこっとボランティア」ということも募集しており、少し関心があって手伝いたいけど、子どもたちの見守りは、という方が準備などだけに参加しているそうです。池上さんのご説明によれば、「それぞれがやりたいことや得意なことを持ってきて、ボランティア活動をしています」ということでした。音楽を教えるスタッフ、工作を担当するスタッフ、受付管理をするスタッフ、さまざまです。
そんなみんなが集まって、あおばおもちゃの図書館は運営されています。
またここの特徴は、「障害のあるないに関わらず、地域に開放する」ということでした。障害があるから障害者の場所に行かなくてはいけない、というのはナンセンスです。
子育てに不安や悩みのあるお母さん、孤立している親子そんな親子も青葉に通っています。

今ではその活動が発展して、子育てネットワークや障害別の親の会、学齢児の見守り隊など広がっていっていました。そのパワフルな活動展開は本当に頭の下がる思いでした。
人と人のつながりを上手に発展させていたあおばの活動は、まさに地域にねざしたものとなっていました。私自身学ぶことがたくさんあった訪問でした。

参加者の皆さんも得るものも多かったようで、満足していらっしゃいました。



TAKIMOTO

2009年3月20日金曜日

コミュカレ講座第10回 3・14

いよいよ残り3回となりました今回のテーマは、「障害者の情報保障の意義と障害者のパソコンボランティアの役割について」です。
障害者の情報発信手段の確保による、社会参加や知識習得、コミュニケーションの確保について、ドリームナビゲーター横浜<http://www.dny-jp.com/>副代表の寺田さんを講師に招き、お話をしていただきました。

◆まずは以下について講義をしていただきました
・情報保障について
・聴覚・視覚障害者への情報保障について
・コミュニケーション手段としてのICT機器の利用
・コミュニケーション機器としてのパソコン
・ITサポート関連ボランティアの役割

ICT:情報通信技術 (Information and Communications Technology)
IT:情報技術 (information technology)

◆さいごに別フロアにある障害者ITサロン<http://www.knsyk.jp/tomosibi/itsalon.html>へ移動し、実際にサロンに展示してあるIT機器を体験してもらいながら、それぞれの説明をしていただきました。

印象に強く残っているのは、障害者の方々にとっての携帯の便利さですね。視覚に障害のある方にはもちろん、メールができるようになってからは、聴覚に障害のある方も活用しているのは知っていましたが、技術が進歩し、今は携帯にカメラが付き、画像や動画がオンタイムで相手に送ることができるので、視覚に障害のある方にとっての目の役割を携帯がはたしていることをはじめて知りました。実際に大事な席に出席するための服装の色合いなど、携帯を使って友達にチェックしてもらったりしている人がいるそうです。寺田さん自身、パソコンの設定についての質問を、視覚に障害のある方から電話で受けた時に、その方は携帯のカメラを画面に向けて、画面の状況を伝えてくれたことがあったそうです。

また、様々なタイプの入力キーボードを紹介してくれている時には、マウス機能付きの携帯電話式文字入力キーボードが面白いなと思いました。今の人は携帯での文字入力に慣れている人が増えているので、慣れてしまうとホントに片手で横になりながらラクな姿勢でパソコンの操作が全てできてしまいます。片マヒの方などには、すごくいいなと思いました。(ぐーたらな自分にもいいかも?)

情報通信技術の進歩は、障害のある方々にとって生活の快適さが大きく変わる可能性があることをあらためて知ることができました。すでに知っていると思っていた技術やシステムにしても、各障害当事者の方々が、それぞれの障害により、「そんな使い方もあったか!」と思うような工夫をして、活用していることも知ることができました。
YASUE

2009年3月8日日曜日

コミュカレ講座第9回 3・7

 暦もはや3月。当初は、12回(延べ18コマ)は長丁場だと思いましたが、それなりに、時間のたつ早さに驚くばかりです。今日の講演は、横浜市緑区社会福祉協議会の高橋さんから、「地域における社会福祉協議会の役割とボランティア人材の役割について~知ってください、あなたに身近な社協~」と、わたくしTAKIMOTOが「海外のボランティア活動とは、~シリアの実践の紹介~」を紹介しました。

 高橋さんは、物腰がとても柔らかな方で、独特の雰囲気があり口調もゆったりと穏やかでした。
(自分はつい早口になってしまうので、少し反省・・・)
社会福祉協議会(通称「社協」)は、社会福祉法人の組織で、公務員とは異なっています。そこで、法律などでカバーできない高齢者、障害者、女性や子ども、貧困者などの社会的弱者を支援するための「民間の社会福祉団体」です。個別のニーズは「社協」で、との考え方で、地域住民のニーズに基づいて実施されると解釈していいということでした。合わせて、「福祉というものは行政ばかりに頼らないで自分たちでも考えていこうよ」と、地域住民の声に基づいた活動を展開・支援しようという方向性です。

 社協の事業は、①外出支援サービス・送迎サービス ②権利擁護事業 ③各種貸付事業 ④障がい児・者への支援 ⑤共同募金・年末助け合い事業など、多様な活動です。特に今回は障害者のためのボランティア講座ですので、、障害者のボランティア事業推進ついて、お話していただきました。「社協」の立場としては、「ボランティアをやってみたい方」と「ボランティアにお願いしたい方」のコーディネートを行います。また、講座(ニーズに応じた)を開催したり、ボランティア活動を支援するということで、保険の窓口や助成金の窓口も担います。ほかには、福祉機器の貸し出しや啓発活動の支援や講演会なども行います。ボランティア希望者は多いけれど、保育や高齢者のお手伝いは多いものの、障害者のニーズのマッチングは4割しかない、ということで、社協でも問題意識を持っていらっしゃいました。

私自身、リソースとしての社協を知るいい機会となりました。そして社協が、もっともっと地域に根ざし、いろいろな人が気軽に利用できるように身近になることを期待します。

そして次は私TAKIMOTOの番。

「海外ボランティア」としては、代表的なJICA(国際協力機構)の一事業の青年海外協力隊と、民間のNGOで障害者支援で有名な、AAR(難民を助ける会)を紹介しました。ボランティアとして直接現地で活動するだけでなく、AARやほかの団体などでは、ボランティア会員として会費を納めて応援したり、現地のものをフェアトレードを通じて購入して活動を支援するなどさまざまなであることも加えてお知らせしました。

 次に具体的な実践例として、私自身がかかわった「シリアCBR(Community-based Rehabilitation、地域にねざしたリハビリテーション)活動」を紹介しました。みなさんアラブ諸国のことをあまりご存じないので、アラブ文化も伝えたいと思い「アラビア料理」や「衣装」なども合わせて写真でお伝えしました。

 具体的な活動ですが、「障害者と地域住民の主導」により、農村部の社会セクター(学校、保健所、青年団や婦人団、役場、主婦や学生、宗教)と協力して、誰もが住みやすい村づくりをめざして、トレーニングや、関係機関の調整などを行いました。要するに、使える既存のものは何でも使いましょう、の精神です。具体的に写真とDVDを通じて、各活動を見てもらいました。みなさん、このCBRは新しいことでしたが、大変真剣に聞いてくれました。

 「障害問題は社会にある」という意識のもと、啓発活動やイベント、小学校での活動などにも重点をおきました。そこで、最後には、子どもから大人まで、そして障害のあるなしに関わらずスポーツや文化活動を行ったことを紹介しました。その一つとして、レクゲーム「変則ボッチャ」も体験してもらいました。(ボッチャを知りたい方は次を参照;http://boccia.gr.jp/)少し重みのあるボール操作は案外と難しいものです。皆さん楽しんでいらっしゃいました。
TAKIMOTO

2009年2月28日土曜日

コミュカレ講座第8回 2・28

とうとう2月最後の講座が終わりました。
今日は外部講師として、富山大の岩岡先生に講演していただきました。
岩岡先生の紹介は大変長くなってきますので、ここは簡潔に・・・
現在は富山で教鞭をとっていらっしゃいますが、以前は東京女子大、そしてわが社のY氏の母校でもある国立リハビリテーションセンター学院でも指導されたご経験があります。そこで、虚弱高齢者・身体障害児の機能的身体自立におよぼす身体活動・運動の影響と、インクルーシブな身体活動の啓蒙・推進を行っていらっしゃいます


本日は、その経験を踏まえビデオやゲームを交えながら
「地域を拓く身体活動の可能性~みんなのダンス・フィールドの活動事例を中心に」を講義していただきました。
もともと明るく、やさしい印象の先生で、参加者のみなさんも楽しそうでした。

話は2部構成、
前半は「“からだを動かすこと”についての基礎的な理解 」、
後半は「 “からだを動かすこと”を介しての活動が持つ可能性~事例を通じて~」でした。

逆さめがね(左右が逆に見える)を体験し、文字を書いたりキャッチボールをしたり。つい思いがちな「見えるから動ける」という単純な誤った認識を、体験を通じて理解しました。動くことのベースには、視覚や聴覚、臭覚、深部体性感覚などの知覚とそれにからだでの動きが結びついた運動空間が必要であり、その運動空間は小さいときからの生活体験や身体活動の体験を通して形作られてくることがわかりました。

そして岩岡先生は、からだでの表現やコミュニケーションについて研究や指導をされていた西先生と共同で、それならば、「からだ」や「からだを動かすこと」を介して、他者と共感的に理解しあえないかということで、「地域で障害のある子どもと地域の障害のない子どもと一緒にダンスを通じて楽しい活動ができないか」と、最初は6人で、からだや動きで自由な創造と表現を楽しむ活動を開始しました。その活動は10年たった今、60人にも上る参加者がいるそうです。すごいですね。
私自身驚かされたのは、メンバーの一人当時は障害児の男の子が、最初はダンスなんてと恥ずかしがっていたのに、だんだんと学校の先生たちに指導したり、隣の学校で紹介活動をしたりしていることでした。本当に、日本でもこのように元気な障害児の活躍や、インクルージョンを実現しているというのは、すごいなと感動しました。

またほかに、おむすび登山会の紹介をしてくれました。
これは、元養護学校の教員の方々が中心になって始めた知的障害児を連れての登山活動で、それを支えるさまざまな人たち「登山サークル、大学生、父親、専門家などなど」とのつながりや、協力内容の説明があり、大変興味深いものでした。
現在おむすび登山会は、学校の枠では制限もあり、教員は職を辞して障害のある子どもたちの自然体験を支援する組織を立ち上げ、必要な資格をとり、今でも10年以上継続して活動しているとか。
非常に興味深いものでした。今年は、屋久島に登られる・・・予定だそうです。(われわれもこうしたレク活動、ぜひいつか、やってみたいものです。)

最後に岩岡先生、地域ということに着目し、簡単に私たちが行ったCBR(Community based Rehabilitation/ 地域に根ざしたリハビリテーション)の考え方と、意義を紹介してくださいました。

来週の私の講演にもつなげていただき感謝しています。
ありがとうございました。

また、休憩中に行う予定であったゲームですが、参加者の皆さんも協力、協調してチャレンジ。
かなり盛り上がってしまいました。10人がひとつのおもちゃを運ぶ(実際にこのおもちゃは奥が深く、2人から30人までが遊べるようなものもあるということでした=今回はMax10名ですが・・・)ゲームなのですが、そのバランスをとるのが難しいものです。教室の皆さんが一つになった!?貴重な一瞬でした。ぜひあのおもちゃ、われわれもほしいものです。(かなり高価!!)
でした。

最後に皆さんにも「あと1ヶ月ですので、ここはもう少し知りたかったとか、教えてほしいことがあれば次回までに考えておいてください」と付け足しておきました。もちろん、できる範囲でお答えします!ということでお話しましたが・・・(笑)
さまざまな背景を持つ皆さんです。でもできるだけ最善を尽くしてあと一ヶ月努めていきたいと思っています。

とりあえず
TAKIMOTO

2009年2月26日木曜日

コミュカレ講座第7回 2・21


今回のテーマは、
①「横浜ラポールにおける障害者のスポーツ、文化活動等の余暇支援」
②「車いすバスケ、視覚障害者卓球の実習」
として、会場を通常の「かながわ県民センター」から
新横浜にある「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」
<http://www.yokohama-rf.jp/shisetsu/rapport/>に移し、以下のような流れで実施しました。

1.施設見学

2.障害者スポーツの現状「横浜市の取り組みについて」
                (横浜ラポールの事業紹介)
3.障害者のスポーツ体験
   ①視覚障害者のスポーツ「サウンドテーブルテニス」
   ②車椅子のスポーツ体験「車椅子バスケットボール」
   ③質疑応答

受講者さんの中には(以前から名前は知っていても)初めてラポールに来たという人もいて、皆さん見学だけでも興味津々だったようです。講義についても、これまでの講座では概論的な話が多かったのに対して、現場での具体的な話をきくことができました。そして、なんと言ってもスポーツ体験ですね。はじめは慣れずに戸惑いもあったようですが、体育館という広いスペースで、操作性の高い車いすを使用して動くということは、受講者さんたちにとっては爽快だったようです。講義室で講師の話をきいて、頭で理解してゆくことも大事ではありますが、やはり実際に身体を使って現場を知り、体験することは、講義室では得られない大きなものがあると、受講者さんの顔をみて実感しました。最後には質疑応答の時間をとっていただき、受講者さんからは様々な質問が出ましたが、スポーツ課係長の八重樫指導員は、その一つ一つに丁寧に答えて下さいました。施設見学から質疑応答まで、日々の忙しい業務の中、本当にありがとうございました。また、車椅子バスケットボール体験では、元パラリンピック選手の伊藤指導員にご指導していただき、運営面の補助スタッフとして、横浜市障害者スポーツ協会の宍戸さんにもご協力いただきました。皆さん本当にありがとうございました。

YASUE

コミュカレ講座第6回 2・14

今回のテーマは「障害の特性に合わせた活動 2」ということで、国際武道大学の松井完太郎先生を招いて講義をしていただきました。松井先生は国際障害者武道協会<http://www.ne.jp/asahi/news/net/>の責任者でもあります。「障害者」と「武道」、一見ミスマッチな印象を受ける人もいるかもしれませんが、もちろんそんなことはなく、そして、そんな小さなことは吹き飛んでしまうほど、多義にわたってのお話をしていただきました。
受講者さんに対して事前に講義内容を簡単に伝えていましたが、おそらく「障害者武道講習会」のような内容を想像していたと思います。もちろん「武道」を通しての障害者支援という内容も含まれたお話でしたが、それよりも、「障害者に支援するということは、どういうことなのか?」という根本的な考え方を受講者さんが考え直す大きなきっかけを作っていただいたと思っています。
今回の講義については、松井先生のブログ<http://blog.canpan.info/kantaro/>にもアップされています。(2009年2月15日の日付で、「ボランティア講座」というタイトルでアップされています。)
先生のブログを拝見させていただくと、本当に様々な活動をされていることが分かると思います。今回の講義もカンボジアへ出発する1日前というお忙しい中でのことでした。
松井先生、本当にありがとうございました。
また、当日は、講義補助スタッフとして国際武道大学の学生である小田桐さん、運営面での補助スタッフとして、自分の後輩の内藤さん(沢渡病院)にもご協力いただきました。皆さん本当にありがとうございました。
YASUE

2009年2月8日日曜日

コミュカレ講座第5回 2・7

今回のテーマは、「障害の特性に合わせたスポーツ 1」ということで、株)カシスのエース、「T」による講演と実技を行いました。前日遅くまで、準備をしていたようで、気合十分でした。
まずは、講義!

概念ということで、特に「障害の有無にかかわらず、スポーツの意義」として捉えなおすことを参加者の皆さんの意見を伺いながら話を進めていきました。
改めて、スポーツを通じていろいろな可能性を広げることができるということを理解していただけたのではないかと思います。

それからおまけ・・・ではありませんが、われわれのシリアで行った活動の一つ、スポーツや体を動かすことで、互いの交流を深めたり、個人の意欲を引き出すきっかけとなったことの紹介として、「スポーツMax」でサッカーの北澤さんがシリアで現地訪問をされたときのビデオを見てもらいました。これまでおとなしかったダウン症の男の子がみんなの前で、フリーキック!をしたり、車いすの男の子が座ったままキックをしたり、参加者の皆さんもじっと見てくれていました。
さあ次は実技!
「キャッチボール」と「大縄」を通じて、いろいろな困難さを理解してもらい、そして互いに意思疎通を図りながら、全員で楽しめるようにと取り組みました。ボールの大きさ、素材、感触、硬さによって、キャッチボールの楽しめ方も異なります。なかなか皆さん苦戦していました。時には座って、時には片手で、時には目隠しをして・・・。
大縄では、目かくしをしたまま、2人で呼吸を合わせてトライ!!

人と息を合わせて飛ぶ、あるいは飛ぶ人に合わせて、縄を回すことに気をつける、皆さん息が上がりながらも、熱く取り組んでいました。「休憩してくださいね!」の掛け声でわれに返っていらっしゃいました。
体験を通じて、いかにその困難さを受け入れ、そしてどのようにサポートしていくかということを理解できたと思います。
参加者のみなさん、(そしてTさん)お疲れ様でした。
TAKIMOTO

2009年2月4日水曜日

コミュカレ講座第4回 1・31


第四回の講座テーマは
「手話を通じた聴覚障害者とのコミュニケーション入門」です。
横浜YMCA健康福祉専門学校講師の浅井先生を招いて、講義をしていただきました。
以下が講義内容です。

・手話の歴史
・聴覚に障害のある方について
(日常生活で困ること、聴こえの仕組み、機能的なことに関して)
・手話の特徴
・手話の基本表現(挨拶・5W1H表現など)
・指文字(日本語・英語・米語)
・手話検定5級例文紹介
・手話で童謡(ふるさと)

1時間半という短い時間に盛り沢山の内容でした。
手話について自分は、「終わり!」・「お疲れ様でした」・「ありがとう」程度しか知らず、今回は1受講生として参加しましたが、新しい語学を習得していくというのは、どんな言語でも難しいですね。
(若い時に比べるとホントに大変で・・・)
個人的には、「手話の歴史」や「手話の特徴」などが興味深かったです。記述で残っているだけでも、すでに紀元前4世紀以前から手話らしいものは見られるということや、日本でも欧米でも近代国民国家が姿を現し始めた時期に手話が抑圧され、口語主義が主流になること、また、それ以前の近世では、手話をたとえば神に近い言葉としてたたえていた地域もある等、手話の歴史だけでも1コマ使ってもいいぐらいでした。それと意外だったのが、電話の発明者ベルは、電話発明後には口話を提唱する政治運動をしていたことですね。聴こえの悪い人のために音声を電気的に増幅させる装置を作っている過程で電話機を発明したのに・・・。
手話の特徴では「同時性」についての話に「なるほど」と思いました。たしかに、2つ以上のことを同時に表すことができるのは、音声言語ではできない手話の面白い特徴ですね。また、方向性、空間や位置に意味をもたすことのできる手話を「空間の言葉」と言い表すのも面白いと思いました。

習った手話自体を書き表すことができないため、ついつい個人的に自分が興味を持った部分だけについて書いてしまいましたが、とにかく幅広く手話について知ることができました。
ただ、浅井先生には十分な時間を設定することができず申し訳なかったです。明るいキャラクターの先生は、そんな条件でも一通りの要点をしっかりと時間内で話して下さいました。
本当にありがとうございます。

さてさて、いよいよ次週からスポーツ関係のテーマが続きます。
障害があってもいろいろな形でスポーツが楽しめることを説明していきますので乞うご期待!
YASUE

2009年1月28日水曜日

コミュカレ講座第3回 1・24


おかげさまで、第三回目も無事に終了しました。

今回のテーマは
①「障害者の基本的介助の方法」
②「街へ出てバリアフリーチェックをしてみよう」でした。
そして今回は、車いすの操作方法や介助方法が内容の大きな割合をしめていることもあり、補助スタッフとして、車いすユーザーの栗原さんにご協力していただきました。(写真の左奥に写っている方です。)

①「障害者の基本的介助の方法」では
◆下記について講義・実技を行いました。
・車いすの役割・分類や種類について
・車いすの基本的な操作方法・車いすユーザーの方への介助方法
・視覚に障害のある方への支援方法について
・白杖の使い方

②「街へ出てバリアフリーチェックをしてみよう」では
◆2グループに分かれて、下記を実際に利用・着用し、会場から横浜駅までを往復しながらバリアフリー度をチェックしながら街中を移動してみました。
・車いす体験者
・アイマスク&白杖体験者
・もみじ箱セット(高齢者疑似体験セット)体験者
・(その他のメンバーは上記体験者の介助・サポート)

皆さんそれぞれに感じたこと、気づいたこと、考えたことがあったようです。参加されている方は、ボランティア経験者(あるいは障害を持つ方の利用施設に勤務している方)も多く、介助の経験がある方がほとんどなのですが、実際に車いすでやアイマスクを着用して街を歩かれたことのある方は少なく、「知っているようで、実は分かっていない部分も多かった。」とか「あらためて街中のバリアーについて考えさせられた。」という感想を多くききました。皆さん意識を持たれた方ばかりなので、体験後の報告・発表時には、「あそこはおかしい」・「あれについては、もっとこう改善するべきた。」等、発展的な話が多くでました。また、障害当事者の疑似体験をすることで、介助方法についても、それぞれがより良い方法についてあらためて考えてくれたようです。
はじめに紹介した栗原さん、車いす操作や介助方法の時には、車いすユーザーならではの的確なアドバイス、また、バリアフリーチェックの時は、ちょっとしたポイントで、別の場所ではどうなっている(他の場所の良い例についても、悪い例についても)等の情報、「こんなふうになっていると、もっと使いやすいのに・・・」等の話をして下さいました。これは参加者さんにとって、とてもプラスになったと思います。(栗原さん、ありがとうございました。)

さて、次回(第4回、1月31日)は、講師を招いて「手話を通じた聴覚障害者とのコミュニケーション入門」というテーマを予定しています。自分は数単語しか手話を知りません。自分自身も勉強だと思って、楽しみにしています。
YASUE

2009年1月23日金曜日

コミュカレ講座第3回目準備

明日は、かながわコミュニティカレッジ・ボランティア講座の第三回目です。内容は、基本的介助方法から街へ出てバリアフリーチェックをしようということになっています。そういうわけで今日は、明日使う車いすや、もみじ箱(高齢者疑似体験セット)、白杖・アイマスク等を会場に運び込みました。これが大変でした。たいがいのものは、横浜市西区社会福祉協議会からお借りすることができたのですが、明日の会場は横浜駅西口、西区社協は東口・・・普通に歩けば10~15分ぐらいでしょうか?でも、その距離を2台の車いす(荷物をのせて)を押して移動するとなると・・・寒い中、汗をかいてしまいました。いやいや、疲れた。車いすの用意は、2台でもいいのでは?という意見もあったのですが、頑張って4台そろえました。(汗をかきながら・・・)準備を頑張った分、明日は上手くいきますように・・・
YASUE

2009年1月19日月曜日

コミュカレ講座第2回 1・17



とうとう2回目も無事に終えることができました。前回お休みだった二人の参加者もお見えになりました。今日の講師は、自立生活センター・日野事務局長の秋山浩子さんである。
秋山さんは筋ジスの障害を抱え、一時は寝たきりで自宅か施設しかないような限られた環境におかれていらっしゃったが、縁あって日本でも最初の障害者の自立生活センターである八王子のヒューマンケア協会に相談に行ったのがことの始まりで、今ではリーダーとして日本全国、さらにはJICAの仕事やJIL(全国自立生活協議会)の関係で、タイ、マレーシア、フィリピン、パキスタン、そして韓国と活躍の場を広げている。

個人的に私と彼女の出会いは、タイである。
徐々に関心の高まっていた自立生活の概念、2002年私がまだJICAの研修員で、
タイに研修に出ていたことの話である。そこには3名の重度障害者(車いす利用)が講師として元気に指導されていた。正直私も圧倒された…。よく話よく食べ、よく飲み・・・。
そんなことから出会った私たちであるが、今もなお親交を深める日々である。
という前置きはこれくらいにして。

参加者にとって、秋山さんのような活動、さらに仕事も生活も自立をしているということはかなりセンセーショナルだったに違いない・・・。
参加者の皆さんも、「本当に元気な方ですね」と話すほど・・・

まずは参加者の皆さんへ、秋山さんから自己紹介、彼女がどのような病気で寝たきりの生活から、
自立していったのか?というお話や、彼女の長いライフストーリーを語ってもらいました。
そして、今度は逆に秋山さんから参加者へ「皆さんの自立とは何ですか?」
参加者の皆さんにピア・カウンセリングのルールのひとつとして「誰もがみな平等で、かつ時間などを分け合う」ということから、参加者には1分の余裕が(笑)与えられました。
本当にお一人、お一人いろんな自立感がありますね。
「生活の一通りができる」
「社会・経済的自立」
「子どもの自立」
「周囲の協力を得たりして、自分の生活を行うこと」
エトセトラです。

答えはないですね。でも秋山さんは、
「自立生活でいう障害は、自分のことは自分で選択肢、決定して自らの生活を成立させること」
でした。その後は地域で自立した生活を送る障害者の皆さんのビデオを紹介していただきました。
それぞれ、自分の選択で最初は周囲や家族の反対を得たとしても、最終的には自分の意思を実現し、生き生きと暮らす様子が伺えました。
そのあとは、こうした障害者の自立生活を支援する「自立生活センター」、そして障害者の権利を擁護するための運動体としての役割を紹介していただきました。
参加者のQ&Aも行われ、それぞれ意見を聞かせていただきました。
最後に補足として「障害者の求めるボランティア像ですが、押し付けない人、障害者の思っていることをきちんと実現してくれる人」「独りよがりでない人」と、われわれにも耳の痛くなるような助言でした。

皆さん熱心に耳を傾けられていました。
秋山さん、貴重な時間をありがとう。
参加者の方にとっても貴重な時間ではなかったかなと思っています。
TAKIMOTO

2009年1月10日土曜日

コミュカレ講座第1回 1・10


みなさま、今日は第一回の神奈川県コミュニティーカレッジ講座終わりました。

最終的に参加予定者は15名。欠席などもあるでしょうが、ちょうど落ち着いて参加者のみなさんと関われるいい人数ですね。今日は11名いらっしゃいました。

でも初日はやはり、参加者のみなさんも、そしてわれわれも初対面・・・少し固いかな?

そこでわたくしは、「秘策自己紹介」を用意しておきました。
少しクラスの笑いを取り、雰因気がなごみましたところで、今度は参加者の皆さんの番です。
自己紹介+特技、趣味(カードに書く)+ボランティアとして関心のあること(カードに書く)
ことをして頂きました。

持論ですが、ボランティアも楽しくなくちゃ・・・ですね。自分の特技や関心のあることから始めてもらえればいいですよね。そのきっかけになるようにカードに書いていただきました。

今回の皆さんは、神奈川県内の参加で、秦野、大和、川崎、そして横浜と幅広く、学生さんからヘルパー2級をお持ちの在日ペルーのかた、主婦の傍らヘルパーやグループで障害者や高齢者支援を実践されている方、また転職で福祉施設に勤務を始めた方、さらには障害者のお手伝いに関心を持たれている多趣味の方々、保育士から運営を任されて退職後に戻られて、施設でのボランティアを開始されている方、最高齢では77歳で現役で個人でお仕事をされる傍ら、趣味の写真を生かして、病院での展示会などなどされている方、と本当にさまざまなかたの集まりとなりました。

自己紹介のときにも、「人の話を聞くことが好き」とか「ヘルパー2級をとったけど、もう少し障害者の方のことを知りたい」「フットマッサージを通じてお手伝いしたい」「障害者スポーツをもっと知りたい」エトセトラ・・・。
3ヶ月12回講座の間、皆さんのもっていらっしゃる技術や特技を交換できる時間がもてるといいなと思いました。

今日の講座は、「ボランティアとは・・・」「障害とは・・・」の講義です。
導入部分で、復習する面もありますが、みなさん熱心に聞いてくれていました。

では、これからまだ続きます・・・
次回の報告をお楽しみに
TAKIMOTO

2009年1月9日金曜日

明けましておめでとうございます。

会社を立ち上げて、日々仲間でアイディアやああしたいね、こうしたいねと話をしているうちに、
あっという間に時が過ぎ何も進んでいない状況でした。
あわせて、わたくしめが、修士論文なるものの大詰め作業をしていて、ブログ更新が遅れてしまい、
申し訳ありませんでした。

今年は、メガネ相棒とひげパパ仲間と、いよいよ第一歩をすすむんだと、覚悟の年でもあります。
とくにメガネ相棒には、がんばって皆さんのメタポ対策や体力増進、リラクゼーションの出張サービスを実現できるように、あいさつ回りに行かなくてはならないな・・・と思っております。
(がんばれ~メガネ!!)
いろいろな機会に、みなさんに、お目にかかれるように元気に飛び回りたいと思っております。
ひげパパは海外出張に旅立ちました~~~。

新参者の我々ですが、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

早速ではありますが、1月10日から神奈川県の委託を受けて3ヶ月間講座を週に一回行います。
関心のある方、ぜひご一報を。

次回はその講演の模様をお伝えします。


O型の私より