
障害者の情報発信手段の確保による、社会参加や知識習得、コミュニケーションの確保について、ドリームナビゲーター横浜<http://www.dny-jp.com/>副代表の寺田さんを講師に招き、お話をしていただきました。
◆まずは以下について講義をしていただきました
・情報保障について
・聴覚・視覚障害者への情報保障について
・コミュニケーション手段としてのICT機器の利用
・コミュニケーション機器としてのパソコン
・ITサポート関連ボランティアの役割
ICT:情報通信技術 (Information and Communications Technology)
IT:情報技術 (information technology)
◆さいごに別フロアにある障害者ITサロン<http://www.knsyk.jp/tomosibi/itsalon.html>へ移動し、実際にサロンに展示してあるIT機器を体験してもらいながら、それぞれの説明をしていただきました。
印象に強く残っているのは、障害者の方々にとっての携帯の便利さですね。視覚に障害のある方にはもちろん、メールができるようになってからは、聴覚に障害のある方も活用しているのは知っていましたが、技術が進歩し、今は携帯にカメラが付き、画像や動画がオンタイムで相手に送ることができるので、視覚に障害のある方にとっての目の役割を携帯がはたしていることをはじめて知りました。実際に大事な席に出席するための服装の色合いなど、携帯を使って友達にチェックしてもらったりしている人がいるそうです。寺田さん自身、パソコンの設定についての質問を、視覚に障害のある方から電話で受けた時に、その方は携帯のカメラを画面に向けて、画面の状況を伝えてくれたことがあったそうです。
また、様々なタイプの入力キーボードを紹介してくれている時には、マウス機能付きの携帯電話式文字入力キーボードが面白いなと思いました。今の人は携帯での文字入力に慣れている人が増えているので、慣れてしまうとホントに片手で横になりながらラクな姿勢でパソコンの操作が全てできてしまいます。片マヒの方などには、すごくいいなと思いました。(ぐーたらな自分にもいいかも?)
情報通信技術の進歩は、障害のある方々にとって生活の快適さが大きく変わる可能性があることをあらためて知ることができました。すでに知っていると思っていた技術やシステムにしても、各障害当事者の方々が、それぞれの障害により、「そんな使い方もあったか!」と思うような工夫をして、活用していることも知ることができました。
YASUE
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