日々の活動報告やお知らせなど・・・

2009年1月28日水曜日

コミュカレ講座第3回 1・24


おかげさまで、第三回目も無事に終了しました。

今回のテーマは
①「障害者の基本的介助の方法」
②「街へ出てバリアフリーチェックをしてみよう」でした。
そして今回は、車いすの操作方法や介助方法が内容の大きな割合をしめていることもあり、補助スタッフとして、車いすユーザーの栗原さんにご協力していただきました。(写真の左奥に写っている方です。)

①「障害者の基本的介助の方法」では
◆下記について講義・実技を行いました。
・車いすの役割・分類や種類について
・車いすの基本的な操作方法・車いすユーザーの方への介助方法
・視覚に障害のある方への支援方法について
・白杖の使い方

②「街へ出てバリアフリーチェックをしてみよう」では
◆2グループに分かれて、下記を実際に利用・着用し、会場から横浜駅までを往復しながらバリアフリー度をチェックしながら街中を移動してみました。
・車いす体験者
・アイマスク&白杖体験者
・もみじ箱セット(高齢者疑似体験セット)体験者
・(その他のメンバーは上記体験者の介助・サポート)

皆さんそれぞれに感じたこと、気づいたこと、考えたことがあったようです。参加されている方は、ボランティア経験者(あるいは障害を持つ方の利用施設に勤務している方)も多く、介助の経験がある方がほとんどなのですが、実際に車いすでやアイマスクを着用して街を歩かれたことのある方は少なく、「知っているようで、実は分かっていない部分も多かった。」とか「あらためて街中のバリアーについて考えさせられた。」という感想を多くききました。皆さん意識を持たれた方ばかりなので、体験後の報告・発表時には、「あそこはおかしい」・「あれについては、もっとこう改善するべきた。」等、発展的な話が多くでました。また、障害当事者の疑似体験をすることで、介助方法についても、それぞれがより良い方法についてあらためて考えてくれたようです。
はじめに紹介した栗原さん、車いす操作や介助方法の時には、車いすユーザーならではの的確なアドバイス、また、バリアフリーチェックの時は、ちょっとしたポイントで、別の場所ではどうなっている(他の場所の良い例についても、悪い例についても)等の情報、「こんなふうになっていると、もっと使いやすいのに・・・」等の話をして下さいました。これは参加者さんにとって、とてもプラスになったと思います。(栗原さん、ありがとうございました。)

さて、次回(第4回、1月31日)は、講師を招いて「手話を通じた聴覚障害者とのコミュニケーション入門」というテーマを予定しています。自分は数単語しか手話を知りません。自分自身も勉強だと思って、楽しみにしています。
YASUE

2009年1月23日金曜日

コミュカレ講座第3回目準備

明日は、かながわコミュニティカレッジ・ボランティア講座の第三回目です。内容は、基本的介助方法から街へ出てバリアフリーチェックをしようということになっています。そういうわけで今日は、明日使う車いすや、もみじ箱(高齢者疑似体験セット)、白杖・アイマスク等を会場に運び込みました。これが大変でした。たいがいのものは、横浜市西区社会福祉協議会からお借りすることができたのですが、明日の会場は横浜駅西口、西区社協は東口・・・普通に歩けば10~15分ぐらいでしょうか?でも、その距離を2台の車いす(荷物をのせて)を押して移動するとなると・・・寒い中、汗をかいてしまいました。いやいや、疲れた。車いすの用意は、2台でもいいのでは?という意見もあったのですが、頑張って4台そろえました。(汗をかきながら・・・)準備を頑張った分、明日は上手くいきますように・・・
YASUE

2009年1月19日月曜日

コミュカレ講座第2回 1・17



とうとう2回目も無事に終えることができました。前回お休みだった二人の参加者もお見えになりました。今日の講師は、自立生活センター・日野事務局長の秋山浩子さんである。
秋山さんは筋ジスの障害を抱え、一時は寝たきりで自宅か施設しかないような限られた環境におかれていらっしゃったが、縁あって日本でも最初の障害者の自立生活センターである八王子のヒューマンケア協会に相談に行ったのがことの始まりで、今ではリーダーとして日本全国、さらにはJICAの仕事やJIL(全国自立生活協議会)の関係で、タイ、マレーシア、フィリピン、パキスタン、そして韓国と活躍の場を広げている。

個人的に私と彼女の出会いは、タイである。
徐々に関心の高まっていた自立生活の概念、2002年私がまだJICAの研修員で、
タイに研修に出ていたことの話である。そこには3名の重度障害者(車いす利用)が講師として元気に指導されていた。正直私も圧倒された…。よく話よく食べ、よく飲み・・・。
そんなことから出会った私たちであるが、今もなお親交を深める日々である。
という前置きはこれくらいにして。

参加者にとって、秋山さんのような活動、さらに仕事も生活も自立をしているということはかなりセンセーショナルだったに違いない・・・。
参加者の皆さんも、「本当に元気な方ですね」と話すほど・・・

まずは参加者の皆さんへ、秋山さんから自己紹介、彼女がどのような病気で寝たきりの生活から、
自立していったのか?というお話や、彼女の長いライフストーリーを語ってもらいました。
そして、今度は逆に秋山さんから参加者へ「皆さんの自立とは何ですか?」
参加者の皆さんにピア・カウンセリングのルールのひとつとして「誰もがみな平等で、かつ時間などを分け合う」ということから、参加者には1分の余裕が(笑)与えられました。
本当にお一人、お一人いろんな自立感がありますね。
「生活の一通りができる」
「社会・経済的自立」
「子どもの自立」
「周囲の協力を得たりして、自分の生活を行うこと」
エトセトラです。

答えはないですね。でも秋山さんは、
「自立生活でいう障害は、自分のことは自分で選択肢、決定して自らの生活を成立させること」
でした。その後は地域で自立した生活を送る障害者の皆さんのビデオを紹介していただきました。
それぞれ、自分の選択で最初は周囲や家族の反対を得たとしても、最終的には自分の意思を実現し、生き生きと暮らす様子が伺えました。
そのあとは、こうした障害者の自立生活を支援する「自立生活センター」、そして障害者の権利を擁護するための運動体としての役割を紹介していただきました。
参加者のQ&Aも行われ、それぞれ意見を聞かせていただきました。
最後に補足として「障害者の求めるボランティア像ですが、押し付けない人、障害者の思っていることをきちんと実現してくれる人」「独りよがりでない人」と、われわれにも耳の痛くなるような助言でした。

皆さん熱心に耳を傾けられていました。
秋山さん、貴重な時間をありがとう。
参加者の方にとっても貴重な時間ではなかったかなと思っています。
TAKIMOTO

2009年1月10日土曜日

コミュカレ講座第1回 1・10


みなさま、今日は第一回の神奈川県コミュニティーカレッジ講座終わりました。

最終的に参加予定者は15名。欠席などもあるでしょうが、ちょうど落ち着いて参加者のみなさんと関われるいい人数ですね。今日は11名いらっしゃいました。

でも初日はやはり、参加者のみなさんも、そしてわれわれも初対面・・・少し固いかな?

そこでわたくしは、「秘策自己紹介」を用意しておきました。
少しクラスの笑いを取り、雰因気がなごみましたところで、今度は参加者の皆さんの番です。
自己紹介+特技、趣味(カードに書く)+ボランティアとして関心のあること(カードに書く)
ことをして頂きました。

持論ですが、ボランティアも楽しくなくちゃ・・・ですね。自分の特技や関心のあることから始めてもらえればいいですよね。そのきっかけになるようにカードに書いていただきました。

今回の皆さんは、神奈川県内の参加で、秦野、大和、川崎、そして横浜と幅広く、学生さんからヘルパー2級をお持ちの在日ペルーのかた、主婦の傍らヘルパーやグループで障害者や高齢者支援を実践されている方、また転職で福祉施設に勤務を始めた方、さらには障害者のお手伝いに関心を持たれている多趣味の方々、保育士から運営を任されて退職後に戻られて、施設でのボランティアを開始されている方、最高齢では77歳で現役で個人でお仕事をされる傍ら、趣味の写真を生かして、病院での展示会などなどされている方、と本当にさまざまなかたの集まりとなりました。

自己紹介のときにも、「人の話を聞くことが好き」とか「ヘルパー2級をとったけど、もう少し障害者の方のことを知りたい」「フットマッサージを通じてお手伝いしたい」「障害者スポーツをもっと知りたい」エトセトラ・・・。
3ヶ月12回講座の間、皆さんのもっていらっしゃる技術や特技を交換できる時間がもてるといいなと思いました。

今日の講座は、「ボランティアとは・・・」「障害とは・・・」の講義です。
導入部分で、復習する面もありますが、みなさん熱心に聞いてくれていました。

では、これからまだ続きます・・・
次回の報告をお楽しみに
TAKIMOTO

2009年1月9日金曜日

明けましておめでとうございます。

会社を立ち上げて、日々仲間でアイディアやああしたいね、こうしたいねと話をしているうちに、
あっという間に時が過ぎ何も進んでいない状況でした。
あわせて、わたくしめが、修士論文なるものの大詰め作業をしていて、ブログ更新が遅れてしまい、
申し訳ありませんでした。

今年は、メガネ相棒とひげパパ仲間と、いよいよ第一歩をすすむんだと、覚悟の年でもあります。
とくにメガネ相棒には、がんばって皆さんのメタポ対策や体力増進、リラクゼーションの出張サービスを実現できるように、あいさつ回りに行かなくてはならないな・・・と思っております。
(がんばれ~メガネ!!)
いろいろな機会に、みなさんに、お目にかかれるように元気に飛び回りたいと思っております。
ひげパパは海外出張に旅立ちました~~~。

新参者の我々ですが、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

早速ではありますが、1月10日から神奈川県の委託を受けて3ヶ月間講座を週に一回行います。
関心のある方、ぜひご一報を。

次回はその講演の模様をお伝えします。


O型の私より