
平成21年度障害者自立支援調査研究プロジェクト
「本人支援計画に基づく地域での総合的な支援体制整備のための調査研究 報告書」
(社団法人 全国脊髄損傷者連合会)
3障害の本人主体の地域移行のあり方提言研究に、参加したT本です。
昨年度は1年かけて、国内で7ヶ所、海外は文献を中心に3ヶ所の研究を行いました。
研究には大学教授、当事者リーダー、研究者が入り、当事者リーダーの意見を中心に客観的な視点を持って、参加させてもらいました!
特にこれまで、経験の少なかった精神障害者の取り組みや活動に足を運ぶことができ、
また、日本国内でも先駆的な実践を行った、長崎雲仙コロニーや、北海道の十勝の取り組みなども、検討させていただくことができました。
次に海外の文献研究ですが、これは当事者リーダーであり、DPIの理事でもあるNさんの提案を中心に、①アメリカカリフォルニア州の知的・発達障害者の地域移行、②アメリカマディソンモデル③イタリアトリエステモデル、について検討しました。
今後日本の障がい者制度改革推進会議にて、新しい法律が当事者の期待するものになることを願っています。また、そのためにこの研究成果が少しでも活用されることを期待しています。
自分にとっても、新しいことばかりで当初は戸惑うことも多かったですが、
本当にいい研究をさせていただく機会ができました。
ご関心のある方、ご一報くださいませ。